金英男さん家族「再会まで日本の取材は拒否」 | trycomp2のブログ
「夢に描いた末の息子に28年ぶりに会うというのに、ほかに言葉が必要ですか。ただこれまでの感情を抜きにして抱きしめて頬ずりしたいだけ」--。
28日、金剛山(クムガンサン)で息子の金英男(キム・ヨンナム、45、写真)さんに会う母親の崔桂月(チェ・ゲウォル、全北全州市徳津区湖城洞)さんは「時間がどうしてこんなにゆっくり過ぎていくのかしら。1日でも早く過ぎてくれればいいのに…」と切ない心境を打ち明けた。
崔さんの5人の子供(3男2女)のうちの末の息子である英男さんは、群山(クンサン)機械工業高校1年生だった1978年の夏休み、友達と群山仙遊島(ソンユド)海水浴場に遊びに行き、翌日行方不明になった。
DNA検査などを通じて日本で拉致された横田めぐみさんの夫で、生存事実が確認されると北朝鮮側が離散家族再会を許可した。崔さんは「これまで死んだと思っていた息子にまた会えると思うと胸がドキドキして夜も眠れず、睡眠薬まで飲んでいる」と話した。
英男さんの姉の英子(ヨンジャ、48)さんは「弟との再会許可の知らせが伝わった後、母は食事もまともにできず、時計を呆然と眺めるばかり」とし「眠る時間以外はずっと息子のことを考えては1日を過ごしているようだ」と話した。
母の崔さんと一緒に金剛山に行く英子さんは最近、英男さんに渡す贈り物を用意するのに余念がないという。いつも身につけて南の家族たちを思ってくれるようにと時計、そしてかぜ薬や消化薬など一般用医薬品も購入し、家族の写真も準備した。また英男さんが薬飯(ヤクパプ、黒砂糖・しょう油・栗・ナツメなどを入れたおこわ)が好きだという話を聞き、27日、束草(ソクチョ)まで宅配してもらい、持って行けるよう注文までしたということだ。まためぐみさんとの間に生まれた娘のヘギョンさんに渡す贈り物も用意した。
一方、英子さんは「北朝鮮へ行って弟に会うまでは日本のマスコミのインタビューは一切受けない」と明らかにした。「日本のある週刊誌が自分たちのことについて勝手に記事を書き、我々家族をけなそうとしたので」とその理由を話した。
しかし「最近、訪朝を控えて家の前で陣を張りながら待つ日本の報道人たちに背を向けることはできないので写真などは取ってもいいと許可した」とし「これから日本のマスコミのインタビューには、状況を見て応じる」と付け加えた。
全州(チョンジュ)=チャン・ソクテ記者
Japanese JoongAngIlbo
