安倍首相「北朝鮮は誠意もて」 APEC首脳会合で言及
【シドニー=船津寛】安倍晋三首相は9日、シドニーで開かれているアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議で、「北朝鮮も誠意を持って、日朝関係(の改善)に正面から取り組むよう期待している」と主張した。
首相は、首脳会合で議題となった「人間の安全保障」への取り組みに関連して北朝鮮問題を取り上げ、「日朝関係の前進も地域の平和と安定のために重要だ」と指摘。その上で、「今後もわが国は、拉致、核およびミサイルの諸問題を解決し、不幸な過去を清算して日朝国交正常化を行うという平壌宣言に盛り込まれた方針にのっとり、しっかり取り組んでいきたい」と強調した。
また首相は、アジア・太平洋地域における海上テロ防護の重要性も強調。「この地域に輸入される石油の約6割はマラッカ・シンガポール海峡を通過している。エネルギー輸送路の安全確保に向けて、海賊対策の強化も含むさらなる国際的連携を図っていきたい」と述べた。
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