マカオ警察当局、北朝鮮の拉致疑惑で再捜査・香港紙
【香港=佐藤一之】マカオで1978年に3人の女性が北朝鮮に拉致されたとの疑惑が浮上していることについて、マカオ警察当局は再捜査に乗り出した。20日付の香港紙、サウスチャイナ・モーニング・ポストが警察当局者の話として伝えた。NIKKEI NET:国際 ニュース
拉致された疑いがあるのは、マカオの宝石店で働いていた当時20歳と22歳の中国系の女性2人と、タイ人女性。タイ人女性は拉致被害者、曽我ひとみさんの夫ジェンキンスさんの著書で78年に出稼ぎ先のマカオで拉致されたことが明らかになっている。
同紙によれば、香港駐在のタイ総 領事が16日、マカオの高官と面会し、タイ人女性の情報収集などについてマカオ側に協力を要請。これに後押しされる形で再捜査に踏み切ったとみられる。
事件発生当時、マカオの警察当局の捜査は難航し、3年後には打ち切られた。