米国:北朝鮮のマカオ凍結資金一部解除へ 金融制裁は継続
【ワシントン吉田弘之】北朝鮮金融制裁問題で米財務省は14日、北朝鮮関連口座を凍結しているマカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)に関し、同行が資金洗浄に加担していたとして在米金融機関による取引を正式に禁止する一方、凍結口座の扱いについてマカオ金融当局に一任すると発表した。マカオ当局はこれを受け、近く凍結資金の一部を解除し北朝鮮に返還すると見られる。米政府はマカオ当局に凍結資金の解除を容認する形で事実上の金融制裁解除に踏み切った。
北朝鮮は核問題を進展させる条件として凍結口座の全面解除を求めており、どう反応するか注目される。
記者会見したリービー財務次官(テロ、金融犯罪担当)によると、調査結果は今週中にマカオ当局に伝えられる。同当局が凍結口座の解除に踏み切るかについて同次官は「すべてはマカオの判断だ」と述べた。AP通信などによると、財務省はマカオ当局に約2500万ドル(約29億3000万円)のうち800万~1200万ドルの凍結解除を勧告するとみられる。
毎日新聞 2007年3月15日 東京夕刊
北朝鮮金融制裁:口座の一部凍結解除 米財務省、正式発表-北朝鮮の動き:MSN毎日インタラクティブ