テロ支援国家解除言及なし 拉致家族会に不満
【ワシントン=有元隆志】訪米中の北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄副代表は16日、日米首脳会談後の共同発表で両首脳が、北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除問題に言及しなかったことについて「非常に残念だ。福田康夫首相に指定解除に反対してほしかった」と不満を表明した。
増元照明事務局長も「指定解除阻止に向けての私たちの思いと首相の思いが違っていたのかなという認識だ」と述べた。そのうえで「(指定解除問題で)譲歩をみせることで、北朝鮮から譲歩を引き出せると、国務省はブッシュ大統領に説明 している可能性もある。『それは間違いだ』と日本側が言わないといけない」と指摘した。
飯塚さんと増元さんは今後の活動について、拉致議連などと連携しながら、米議会で指定解除反対の動きが高まるよう働きかけていく方針を示した。
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