横田さん、キム・ヨンナム氏家族と面会 | trycomp2のブログ

横田さん、キム・ヨンナム氏家族と面会

 北朝鮮に拉致された拉致被害者家族の横田めぐみさんの父・滋さんとめぐみさんの夫の可能性が高いキム・ヨンナムさんの母が、ソウル市内で初めて面会し、滋さんは、孫の「ヘギョンさんを育ててくれたキム・ヨンナムさんにお礼を言いたい」と、感謝の言葉を述べました。

 横田滋さん、哲也さんが心待ちにしていた家族との対面。ついに、その時がきました。
 「北朝鮮の発表では、めぐみは死亡ということになっているのですが、ですから長い期間ではなかったかもしれませんけど。2人が愛し合って、そしてキム・ヘギョンさんが生まれたということに私たちは感謝しています」(横田滋さん)

 「この苦しみは、私たちだけのものではありません。みんなが帰ってくるときまで一緒に心を一つに・・・」(キム・ヨンナムさんの姉 キム・ヨンジャさん)

 16日の対面に先立ち、日本政府関係が15日の夜、キム・ヨンナムさんの母と姉に重要な資料を見せていました。横田めぐみさんが、86年以降住んでいた太陽里の招待所の写真。2002年、北朝鮮側が日本政府調査団に提出した「めぐみさんの夫=キム・チョルジュン氏が直接書いた手紙」。そして、2004年11月の日朝実務者協議の席に現れたキム・チョルジュン氏の似顔絵でした。

 似顔絵を見たヨンナムさんの姉は・・・
 「額や目、鼻、上唇のところが父に良く似ています」(キム・ヨンナムさんの姉 キム・ヨンジャさん)

 ヨンナムさん家族から横田さんへの贈り物。ヨンナムさん家族は「湯のみはいつも使うものなので、家族のように使ってもらって、私たちのことを忘れないでほしいという気持ちを込めた贈り物です」という言葉を添えました。

 滋さんは、今回残念ながら同行できなかった妻・早紀江さんが「どんなに辛く悲しい思いでお過ごしになってこられたか言葉に表せないほどの辛さを覚えます」と書いた手紙を手渡しました。

 日韓双方の家族が心待ちにしていた16日の対面を機に、被害者家族どうしの心はより一層近くなりました。今回は韓国メディアの取材も多かったのですが、韓国では拉致問題への関心が高いとは言えません。横田滋さんは「今回の韓国訪問一度では終わらせず、引き続き継続して韓国政府や世論に拉致問題解決を訴えたい」と話しています。(16日21:38)
TBS News-i