めぐみさん夫?金英男さんと母、再会へ…北朝鮮方針 | trycomp2のブログ

めぐみさん夫?金英男さんと母、再会へ…北朝鮮方針

 【ソウル=中村勇一郎】8日の朝鮮中央通信によると、北朝鮮政府は7日、韓国側に電話通知文を送り、拉致被害者、横田めぐみさんの夫の可能性が高い韓国人拉致被害者、金英男(キム・ヨンナム)さんの所在を確認したとしたうえで、19日から北朝鮮・金剛山で開かれる南北離散家族の再会事業で、母親の崔桂月(チェ・ケウォル)さん(78)との再会を実現する方針を伝えた。

 北朝鮮が金さんの生存を公式に認めたのは初めて。

 同通信によれば、通知文は南北閣僚級会談の北朝鮮側首席代表を務める権浩雄(クォン・ホウン)内閣責任参事が、韓国側首席の李鍾ソク(イ・ジョンソク)統一相あてに送ったもので、「我々は同胞愛と人道主義によって、南北共同宣言6周年を契機に金英男と母親との対面を行うことにした」という。

 崔さんは8日、ソウル市内で記者会見し、「うれしい。早く会いに行きたい。どんな顔になっているか楽しみ」と再会に応じる意向を表明した。

 ◆「金さんの拉致認めたということ」…横田早紀江さん◆

 朝鮮中央通信の報道内容を知った横田めぐみさんの母親、早紀江さん(70)は、「北朝鮮が金さんの拉致を認めたということ」と指摘。崔さんの訪朝には、「同じ母親として、子供に一目会いたいとの気持ちは本当によく分かるが、北朝鮮で会っても絶対に本当のことを言わない。思いとどまるよう説得していたが、最後はあちらが決めたことなので、無理に止められない」と残念そうに話した。

 拉致被害者の家族会と支援組織「救う会」は「拉致を認めないまま、北朝鮮の監視下で再会しても拉致問題解決につながらない」との声明を出した。

 北朝鮮はこれまでに、「離散家族再会事業」で拉致被害者の漁師ら12人を「自ら北朝鮮に来た」として、韓国の家族と面会させているが、1人も帰国していない。
(2006年6月8日13時53分 読売新聞)
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