北の国家的関与を断定 覚醒剤大量密輸で警察庁長官 | trycomp2のブログ
警察庁の漆間巌長官は21日、今年5月、警視庁が逮捕した韓国籍の禹時允容疑者(59)らが関与した北朝鮮からの覚醒(かくせい)剤密輸など、これまで把握されている7つの覚醒剤事件のほとんどについて、「北朝鮮が国家的に関与したものと認められる」と明らかにした。北朝鮮を仕出し地とする覚醒剤密輸事件に関して、警察当局が北朝鮮の国家的関与を断定したのははじめて。
北朝鮮による覚醒剤密輸事件をめぐってはこれまで、鹿児島県や島根県の沖で漂着していた覚醒剤が押収されるなどの事件が把握されているが、警察当局がこれらの覚醒剤の微粒成分を分析・鑑定したところ、平成10年8月、高知沖などに約300キロが漂流した事件と、12年2月、島根県温泉津(ゆのつ)港に約250キロが密輸された事件、さらに14年11月、鳥取県の海岸に約200キロが漂着した事件の覚醒剤で成分が「類似」していることが判明。同一の材料を元に同じプラントラインで精製されたことを示すという。
一方、10年の高知沖事件の際に確認された不審船と、13年12月に鹿児島県奄美大島沖で海上保安庁の巡視船と銃撃の末沈没した北朝鮮工作船の船形の鑑定を海保に依頼したところ、今月に入り、不審船と工作船は「同一である」との鑑定結果を得た。
この工作船は捜査当局の調べで北朝鮮工作機関が運用していることが分かっている。漆間長官はこうしたことから北朝鮮の国家的関与を断定した。
(07/22 01:24)
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