めぐみさんの映画 タイで上映
北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんの両親の活動を追ったドキュメンタリー映画が、同じく拉致問題を抱えるタイの国際映画祭で上映されました。この映画祭はタイ政府の主催で首都バンコクで開かれているもので、アジアを中心におよそ30か国の映画が出品されています。
このうち、日本でも公開された、横田めぐみさんの救出を求めて活動を続ける父親の滋さんと母親の早紀江さんの姿を追ったアメリカのドキュメンタリー映画が、21日、初めて上映され、現地の日本人や地元の人たちが鑑賞しました。タイでは、およそ30年前に消息を絶った北部出身の女性が北朝鮮に拉致された疑いが持たれており、この映画を上映作品に選んだ選考委員のシラコーンさんは「タイでは拉致問題があまり知られていないので、映画を通して多くの人に理解を深めてもらいたい」と話していました。映画を見たタイの女性は「鳥肌が立ちました。めぐみさんが帰国できるのかどうかどきどきしながら見ていましたが、それがかなわず、かわいそうでことばもありません」と話していました。また、男性は「めぐみさんの両親の悲痛な想いと戦い続ける姿に感銘を受けました。タイの人々ももっと声をあげるべきだと思います」と話していました。
NHKニュース