金融制度の「常識」障害に=行き詰まる北のマカオ資金問題-送金反対口座保有者も
【香港5日時事】マカオの金融機関バンコ・デルタ・アジア(BDA)に預けられている北朝鮮関連資金が米朝間の凍結解除合意にもかかわらず、技術的な問題が障害となって返還作業が行き詰まっている。6カ国協議の再開はこの問題の解決が前提となるが、「金融界の常識に照らせば極めて困難」(業界関係者)で、作業難航は「当然予想されたこと」(同)だった。資金の受け入れ先となる中国銀行が取り扱いを拒否しているとされるだけでなく、そもそもBDAから資金を一括して動かせない状態だ。
BDAで凍結されていたのは北朝鮮の貿易会社や銀行などの約50口座で、総額2500万ドル(約29億円)。このう ち700万ドルは北朝鮮の外資系金融機関、大同信用銀行が保有しているといわれる。
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