拉致全面解決協力訴え 有本さん夫婦、阿南で講演 | trycomp2のブログ

拉致全面解決協力訴え 有本さん夫婦、阿南で講演

 北朝鮮に拉致された神戸市出身の有本恵子さんの父、明弘さん(78)と母、嘉代子さん(80)を招いた講演会が24日、阿南市文化会館で開かれた。市民ら約230人が、拉致被害者の早期救出を強く求める家族の切実な訴えに真剣に聞き入った。

 講演会は、阿南市の人権教育・啓発市民講座の一つで、「北朝鮮による拉致問題と国際連帯の意義」がテーマ。

 明弘さんは、1980年代後半から徐々に明らかになってきた拉致問題について「政府やマスコミの関心が薄かった」などと指摘。拉致被害者5人が帰国後も、もっと積極的に取り組むよう「抜本的に変えていかないといけない」と訴えた。

 嘉代子さんも「娘は今も頑張って(生きて)いると思う。国民の皆さんが力を貸してほしい。拉致被害者が全員帰ってこないと解決しない」と一層の世論の盛り上がりを求めた。

 これに先立ち、北朝鮮問題に詳しい大阪経済大助教授の黒坂真さん(45)が、北朝鮮の日本人拉致の目的や、これまでの経緯について説明した。
(2006年8月25日 読売新聞)
徳島 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)