ディーゼル油の輸入急増―北朝鮮 | trycomp2のブログ
ロシアが売却、軍用目的か
【モスクワ16日時事】米国が2002年11月に米朝核合意違反として北朝鮮への年間50万トンの重油提供を中止した後、北朝鮮のロシアからのディーゼル油輸入が急増していることが、ロシアの貿易統計で16日までに分かった。
北朝鮮ではディーゼル油は戦車、装甲車などに使用され、軍用目的とみられる。重油に代えてディーゼル油を調達していることで、米国がそれまで無償提供した重油の一部も軍事転用していた疑惑が出てきた。
ロシア国家統計委員会の通関統計によれば、北朝鮮のロシアからのディーゼル油輸入は03年が32万8546トン(7442万ドル)、04年が44万7660トン(1億3908万ドル)で、昨年はロシアからの輸入の約6割を占めた。02年のディーゼル油輸入は1800トンにとどまっており、重油提供中止に伴う緊急措置とみられる。
ロシア外務省当局者は、「売却は市場価格で行っており、特別価格での提供はあり得ない」と述べた。外貨不足の北朝鮮が購入費をどう調達しているかは不明だ。
日米韓などが出資した朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)は1994年の米朝核合意に沿い、軽水炉完成までの代替発電燃料として年間50万トンの重油を無償で提供。米国が資金を拠出したが、北朝鮮の核開発発覚に伴い凍結された。
北朝鮮は中国からも年間50万-60万トン程度の原油を安値で購入しており、ロシアと合わせ年間100万トン規模の石油を調達していることが判明した。
ディーゼル油の輸入急増?北朝鮮
