<北朝鮮非難決議>日本とEUがトーン弱め修正案 国連委
【ニューヨーク小倉孝保】日本と欧州連合(EU)は16日までに、北朝鮮人権状況の非難決議案の修正案を国連総会第3委員会(人道問題)に提出した。韓国の要求を受け入れ、非難色を薄めたが、拉致問題についてはほぼ原案通り、被害者の即時帰国要求を明記した。今週の委員会で採決される。
修正案は、韓国の要求を受け、北朝鮮核問題の6カ国協議の進展と10月の南北首脳会談を歓迎することを新たに加えた。
一方、拉致問題については、「北朝鮮政府が拉致被害者を即時に帰国させるなど、直ちに解決することを強く求める」と、原案をほぼ維持した。韓国は、北朝鮮の名指しを避けるとともに、「即時帰国」部分を削除するよう求めていた。
昨年は、核実験を実施した北朝鮮に国際的な不信感が高まっていたものの、同決議案は小差で採択された。今年は昨年に比べ、北朝鮮に対する各国の非難感情は薄まっており、採択は微妙な情勢にある。
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