外相 決議案以外は意味がない | trycomp2のブログ
麻生外務大臣は、9日放送されたNHKの日曜討論で、日本などが国連安全保障理事会に提出した、北朝鮮への制裁措置を含む決議案をめぐる調整について、「拘束力のある決議案以外は意味がない」と述べ、議長声明ではなく、あくまでも決議案の採択を目指す考えを強調しました。
この中で、麻生外務大臣は、北朝鮮のミサイル発射について「実験であれば、少なくとも夜中ではなく昼間に行うのが通常だ。今回の発射は、軍事演習の一環と考えるのが常識的だ」と述べました。その上で麻生大臣は、日本などが国連安保理に提出した北朝鮮への制裁措置を含む決議案をめぐる調整について、「中国やロシアが反対しているので、議長声明の採択という話が出てくると思うが、拘束力のある決議案以外は意味がない。多くの国々が賛成している中で、その案を曲げて、拒否権を持っている中国やロシアの意見におもねるというのは、メッセージとしてまちがっている」と述べ、議長声明ではなく、あくまでも決議案の採択を目指す考えを強調しました。また、麻生大臣は、決議案に盛り込まれている制裁措置について、「ミサイル技術の売買を認めないというのは、基本的にはまちがっていない常識的な線だ」と述べました。さらに、麻生大臣は、去年11月以来開かれていない6か国協議について、「対話がとだえたら意味がなく、6か国協議の枠組みは維持する。まずは北朝鮮が無条件で6か国協議に復帰し、その場でアメリカとの個別の会談が行われるのが常識的だ」と述べました。一方、麻生大臣は、北朝鮮のミサイル基地を攻撃することは自衛権の範囲内だという議論があることについて、「昭和34年の岸内閣の時代に国会答弁が通っており、北朝鮮が核ミサイルを持ち、それが日本に向くということであれば被害を受けるまで何もしないということにはならない」と述べました。
もどる
NHKニュース
