北朝鮮輸出:別の事件でも2種類の医薬品 組織的裏付け | trycomp2のブログ

北朝鮮輸出:別の事件でも2種類の医薬品 組織的裏付け

 在日朝鮮人の女(74)が医薬品を不正に譲り受け、「万景峰号」で北朝鮮に輸出しようとした事件に絡み、今年6月に神奈川県警が摘発した別の事件でも、今回と同じ2種類の医薬品が北朝鮮に輸出されていたことが分かった。警視庁公安部は、北朝鮮が関与した組織的な輸出を裏付ける事実とみて目的を調べている。

 公安部の調べでは、女が今年5月に万景峰号に積もうとした医薬品は200ミリリットル入り点滴薬「強力モリアミンS」60パックと肝臓疾患用薬品「強力ネオミノファーゲンC」120アンプル。

 一方、神奈川県警が摘発した薬事法違反事件では、東京都台東区の医薬品販売会社が昨年11月、北朝鮮系貿易会社に「強力モリアミンS」8100パックと「強力ネオミノファーゲンC」1万6000アンプルを不正販売していた。公安部は、女が輸出を図った薬がこの事件のものと2種とも同じだったことに加え、分量の比率も1パックにつきほぼ2アンプルという共通点に注目している。

 さらに今年6月には、京都府在住の朝鮮総連関係者も万景峰号で同じ2種の医薬品を無申告で輸出しようとして新潟税関に摘発されていたが、この際も分量はほぼ同じ比率だったという。

毎日新聞 2006年11月28日 3時00分
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