朝鮮総連本部売買:土屋公献氏「信念に基づいて」会見で
朝鮮総連の代理人を務め、売却話を緒方重威氏に持ちかけた土屋公献氏が14日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見した。今回の売買について「登記が先行し支払いが遅れているが、見せかけの売買ではない。買い手側の要望で、こういう形になった」と述べた。
土屋氏は「朝鮮総連は大使館の役割を果たしており、私自身の信念に基づいて行った」と主張。緒方氏が代表取締役を務める投資顧問会社と売買契約を結んだ経緯について「ある仲介者が紹介してくれた。大義が分かっていて金を出してくれれば誰でも良かったが、最も信用できるのは肩書のある人。かつて厳しい目を向けていた人(緒方氏)が、私と同じような考え方を持っていて頼もしい」と説明した。
土屋氏は仲介者の素性などは明かさず、契約内容や支払い方法などについても「緒方氏側がすべて行ったため、詳細は知らない。金を負担できる出資者はいるようだが、それは買い手の問題だ」と語った。また、東京地検特捜部の捜査に関しては「あたかも不正を働いたがごとく言われたが、まったく犯罪とは関係ない」と強調し、ふろしきに包んだ資料を傍らに「いつでも提供して構わない」と述べた。自身と総連との関係は「数年前、朝銀信用組合の債務処理の交渉を巡り、別の弁護士から紹介された」と語った。【北村和巳】
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