埼玉県部長ら3人 詐欺で逮捕
厚生労働省から出向している埼玉県の部長や北朝鮮などの支援活動をしているNGO「レインボーブリッヂ」の代表代行ら3人が厚生労働省が研究費として交付した補助金およそ200万円をだまし取っていたとして、詐欺の疑いで警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは埼玉県の保健医療部長、中村健二容疑者(49)と北朝鮮などの支援活動をしている東京のNGO「レインボーブリッヂ」の代表代行、小坂博幸容疑者(54)ら3人です。警視庁の調べによりますと、3人は平成14年から15年にかけて厚生労働省が研究費として交付した補助金210万円をだまし取っていたとして詐欺の疑いがもたれています。調べに対し、中村部長は容疑を認め、小坂代表代行は否認しているということです。これまでの調べによりますと、中村部長は当時、厚生労働省から鹿児島県の保健福祉部長に出向していましたが、部下の職員が厚生労働省からの補助金で担当した障害者の健康に関する研究費が余ったのに、小坂代表代行が経営していた会社からプリンターなどを購入したように装って返還しなかったということです。中村部長と小坂代表代行は、十数年前からの友人だということです。「レインボーブリッヂ」はアジア各国に人道的な支援活動を行う目的で7年前に設立されたNGOで、北朝鮮に医薬品や食料品などを提供しているほか、小坂代表代行は北朝鮮による拉致問題をめぐっても活動していました。警視庁は、補助金をだまし取った詳しいいきさつや資金の流れなどについて調べを進めています。
NHKニュース