6カ国協議:「合意はすべての核の廃棄だ」ライス国務長官
【ワシントン和田浩明】ライス米国務長官は13日、国務省で会見し、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の合意について、今後の焦点は北朝鮮が核施設の「無能力化」を実施するかどうかだとの認識を示した。また今回の合意で明示されなかったウラン濃縮計画について「合意はすべての核計画の放棄をうたっており、高濃縮ウラン問題は追及していく」と語り、今後北朝鮮にウラン濃縮計画の放棄を求めていく意向を明示した。
また、合意に北朝鮮のすべての核施設の「無能力化」が盛り込まれたことで、再開可能な「凍結」だった94年の米朝枠組み合意に比べ「前に進む重要な一歩だ」と指摘した。
また設置が決まった日朝国交正常化部会に触れ、「日本側の懸念を考えると極めて重要だ」と、拉致問題での進展を北朝鮮への支援の条件とする日本政府の立場に理解を示した。
一方、ブッシュ米大統領は13日、声明を発表し、朝鮮半島の非核化を定めた05年9月の共同声明履行に向け「最初のステップになる」と歓迎の意向を表明、北朝鮮に合意内容の履行を強く求めた。また「北朝鮮の核開発計画に外交で対処する最善の機会を示した」と述べ、6カ国協議による外交成果を強調した。
毎日新聞 2007年2月14日 11時35分 (最終更新時間 2月14日 12時59分
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