拉致被害者家族 米から帰国 | trycomp2のブログ

拉致被害者家族 米から帰国

拉致問題解決への協力を訴えるためアメリカを訪れていた横田早紀江さんら拉致被害者の家族が、30日帰国しました。家族は記者会見し、ブッシュ大統領との面会など訪米は大きな成果があったとしたうえで、「北朝鮮への国際的な圧力をさらに強め被害者の救出につなげていきたい」と述べました。
拉致被害者の家族は4月24日からアメリカを訪れ、横田めぐみさんの母親の早紀江さんらがアメリカ議会の公聴会で初めて証言し、めぐみさんら被害者の早期救出を訴えたほか、ホワイトハウスでブッシュ大統領とも面会し、問題解決への協力を要請しました。家族らは30日午後3時すぎに成田空港に到着し、到着ロビーに早紀江さんらが姿を現すと、居合わせた旅行客が拍手で出迎えました。空港には、日本で見守っていた家族会代表の横田滋さんも出迎えに訪れ、長旅に疲れた表情を見せていた家族も、思わず笑みをこぼし、肩を抱き合ったり言葉を交わしたりしていました。このあと家族は記者会見し、横田早紀江さんは、「大統領をはじめとする政府高官の皆さんが、温かみと人間性にあふれていて、こんなことがあっていいのかと、しっかり話を聞いてくれた。アメリカ政府とも一つになって通じていると実感できたことを、特にうれしく感じました」と話したうえで、「ことしこそ何とか、被害者全員が元気で帰国してほしいと願っています」と述べました。めぐみさんの弟の横田拓也さんは、「北朝鮮の指導者が最も恐れ嫌っている大統領と面会できたことは、ほんとうに大きな成果だった」と述べたうえで、「大統領には、拉致は人権問題だと突きつけ、一日も早い問題の解決に協力していただきたい」と訴えました。市川修一さんの兄の健一さんは、「拉致問題で国際世論を高める力になるのはまちがいない。アメリカが人権問題として高い関心を持ったことで、北朝鮮への大きな圧力になると思う」と述べたうえで、「さらに国際世論を高めて、北朝鮮への制裁の発動に向けて活動していきたい」と話しました。また横田滋さんは、「大きな成果を得たとともに、みんなが無事に帰国できて喜んでいます。多くの人の力が結集して、大勢の政府や議会関係者に会うことができ、成果が上がったと思う」と話しました。訪米団の団長を務めた飯塚繁雄さんは、「この成果をどう解決につなげていくかが今後の課題だ。日朝の政府間協議を早く再開しないと、盛り上がった機運が低下してしまう。解決への機運が盛り上がっている今こそ、前に進みたい」と話しました。
NHKニュース