米朝協議、申告形式で進展か 内容は対立のまま | trycomp2のブログ
ヒル米国務次官補は13日、ジュネーブでの金桂寛(キム・ゲグァン)北朝鮮外務次官との会談後に会見し、北朝鮮による核計画の申告をめぐり、文書形式で一定の進展があったことを示唆した。だが北朝鮮は焦点となっている高濃縮ウラン(HEU)による核開発計画や核拡散活動への関与を認めず、最終的な合意には至らなかった。
協議は13日正午過ぎに始まり、休憩をはさんで深夜まで夕食もともにしながら行われた。当初は14日朝にも協議が行われる予定だったが、本国とやりとりする必要があるなどの理由から協議終了時点では日程は設定されなかった。
ヒル氏は「進展はあったが、解決できたとは言えない」と述べた。HEUや拡散問題については申告の別文書で扱う案が浮上しているが、ヒル氏は「過去数週間、文書の形式についてのアイデアを持っていたが、今回は中身の問題に入っていけた」とし、形式をめぐる議論は乗り越えたとの見方を示した。金次官も「今日の結果には満足している」と語った。
ただ、金氏は一方で、「HEUやシリアへの核協力は過去にもなかったし、今もないし、今後もないだろう」と記者団に強調。北朝鮮外務省が1月に報道官談話で示した立場を踏襲する主張で、ヒル氏はこれらの点でも「進展はあった」としつつも「北朝鮮の立場は変わっておらず、反論しなければならなかった」と認めた。
北朝鮮は非核化に向けた措置の見返りとして、米国にテロ支援国家指定などの解除を求めてきた。金次官は「我々はやることはやった。だからあなた方が最初にやりなさい、ということだ」と述べ、核計画の申告前に指定の解除が必要との考えを示した。ヒル氏は「(解除の)タイミングを含めて協議した」と言及。「進め方についてのアイデアがあるが、本国に報告して受け入れ可能かどうかを検討したい」と述べた。会談では日本人拉致問題についても取り上げたという。
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