「弟はバイオリニスト」 | trycomp2のブログ
1978年8月の曽我ひとみさん(47)母子拉致事件で国際手配された北朝鮮工作員の女、通称キム・ミョンスク容疑者が「弟は有名なバイオリニストで、国際コンクールにも入賞した」と曽我さんに漏らしていたことが3日、分かった。
警察当局の調べや関係者の話によると、曽我さんは帰国後、この事実を警察当局に証言。弟は78年6-7月にモスクワで開かれたチャイコフスキー国際コンクールのバイオリン部門4位に入賞した北朝鮮の男性と判明した。
弟の存在が証明されたことで、通称名しか分からなかったキム容疑者が実在の人物だったことが裏付けられ、新潟県警が逮捕状を取得する有力な支えとなった。
また、曽我さんが北朝鮮に到着した後、キム容疑者が監視役を兼ねた世話係として曽我さんと同居したのは約4カ月間だったことも判明。
曽我さんはこの前後から2年近く、77年に新潟市で拉致された横田めぐみさん=失跡当時(13)=と平壌市内の同じ招待所で生活し、78年10月にはめぐみさんの14歳の誕生日を一緒に祝ったことを、めぐみさんの両親の横田滋さん(73)と早紀江さん(70)に証言している。
警察当局はキム容疑者が曽我さんだけでなく、めぐみさんの世話係も務めていた可能性があるとみて調べている。
曽我さんとめぐみさんをめぐっては、地村保志さん(51)夫妻、原敕晁さん=同(43)=拉致の2つの事件で国際手配中の辛光洙容疑者(77)も2人の教育係を一時担当していたほか、めぐみさん拉致の実行犯として曽我さんが辛容疑者の名前を挙げ、新潟県警が捜査している。
神戸新聞Web News
