北朝鮮の新型ミサイルに懸念
アメリカ政府高官は、北朝鮮が新たな短距離ミサイルを開発し、実戦配備を進めようとしていることを明らかにするとともに、このミサイルは韓国への攻撃を念頭に置いたもので、新たな脅威になるとして強い懸念を示しました。
これは、アメリカ国防総省でアジア太平洋地域の安全保障を担当するローレス副次官が6日、記者会見をして明らかにしたものです。この中で、ローレス副次官は、北朝鮮がすでに保有している短距離の弾道ミサイル、スカッドよりも短い時間で発射が可能で、命中率も高い短距離ミサイルを新たに開発し、実戦配備を進めようとしていることを明らかにしました。そのうえで、ローレス副次官は「このミサイルシステムは運用段階に入りつつあり、大量に配備されようとしている。そ の射程距離から考えて、韓国への攻撃を視野に入れたものとしか考えられない」と述べ、このミサイルが韓国にとって新たな脅威になるのは確実だという認識を示しました。さらに、ローレス副次官は、北朝鮮が先週発射した弾道ミサイルについて「射程距離は120キロから140キロ程度で、この発射実験は基本的に成功したと分析している」として、北朝鮮によるミサイル開発にあらためて強い懸念を示しました。
NHKニュース