脱北者、韓国受け入れへ 日韓外相会談 | trycomp2のブログ

脱北者、韓国受け入れへ 日韓外相会談

 麻生外相は3日訪韓し、宋旻淳(ソン・ミンスン)・韓国外交通商相と会談した。韓国側の説明によると、北朝鮮を脱出したと見られる男女4人が青森県で保護された問題で両外相は「人道的原則と当事者の希望に沿って解決する」との認識で一致。4人が「韓国に行きたい」と語っているとされるため、韓国が受け入れる可能性が濃厚になった。

 日韓外相会談は、済州島で開かれた初の日中韓外相会談に先だって行われた。日本側の説明では、宋氏が脱北した4人の情報を求めたのに対し、麻生氏が「現在、警察や入管当局が事情聴取している。その結果をふまえて適切に対応していきたい」と応じた。会談終了後、宋氏は朝日新聞などに「本人たちの意思を尊重して解決できると思う」と語り、4人の受け入れに前向きな姿勢を示した。

 一方、北朝鮮の核開発をめぐる6者協議がマカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)の送金問題で動かず、北朝鮮・寧辺(ヨンビョン)の核施設の稼働停止・封印などが大幅に遅れている問題で、日韓外相会談では「北朝鮮がBDA問題にこだわる結果、6者会合の進展が止まっていることは受け入れられない」との見解で一致した。しかし、日中韓外相会談でも事態打開の方策は示されず、「初期段階の措置の早期実施が必要」との認識を共有するにとどまった。

 日韓間では排他的経済水域(EEZ)境界画定交渉を17、18日にソウルで、2期目の日韓歴史共同研究委員会の第1回全体会合を23日に東京で開くことで合意した。

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