北朝鮮、軽水炉要求に固執・金次官が元KEDO事務局長と会談
【ニューヨーク=峯岸博】米朝国交正常化に向けた6カ国協議作業部会出席のため訪米中の北朝鮮の金桂官(キム・ゲグァン)外務次官は4日、ニューヨークでカートマン元朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)事務局長と会談した。カートマン氏によると、金次官は2002年のウラン濃縮型核開発疑惑発覚により中止された北朝鮮への軽水炉建設に固執する姿勢を明らかにした。
05年9月に採択した6カ国協議共同声明は軽水炉提供問題を「適当な時期」に議論するとしているが、日米などは「民生用の核エネルギー利用は時期尚早」(ヒル米国務次官補)として核放棄が先決との立場だ。北朝鮮は今後、6カ国協議に設置した作業部会などで軽水炉提供要求を強く打ち出す可能性がある。
カートマン氏は記者団に、KEDOによる軽水炉提供事業が話題になったことを明らかにしたうえで、北朝鮮の要求は「非常に一貫している」と指摘。「KEDOの経験がいつか役に立つかもしれない」とも語った。(09:38)
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