蓮池夫妻拉致で逮捕状請求へ
蓮池さん夫妻が拉致された事件で国際手配されている北朝鮮の元工作員に「指導員」と呼ばれていた幹部2人が拉致の実行を指示していた疑いが強まったとして、警察は近く2人の逮捕状を請求する方針を固めました。
2人はいずれも北朝鮮の工作機関「対外情報調査部」の幹部で、「指導員」と呼ばれていた「ハン・クムニョン」と名のる男と「キム・ナムジン」と名のる男です。警察の調べによりますと、2人は昭和53年7月、蓮池さん夫妻が拉致された事件で国際手配されている元工作員のチェ・スンチョル容疑者に拉致の実行を指示した疑いが持たれています。「ハン」と名のる元指導員は、蓮池さん夫妻の拉致に成功したことをチェ元工作員から無線で報告を受けていたとされるほか、「キム」と名の る元指導員は、蓮池さんに「女性を狙うのが目的だったがお前もいっしょにいたので拉致した」と話していたということです。警察は、近く拉致容疑で2人の逮捕状を請求する方針を固めました。その後の調べで、「ハン」と名のる元指導員は蓮池さん夫妻の拉致の前後に北朝鮮の貿易代表団として数回日本に来ていたことがわかっており、警察は活動実態の解明を進めることにしています。
NHKニュース