ロシア 重油支援は参加せず
北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議で合意文書が採択されたことについて、ロシア代表のロシュコフ外務次官は、大きな成果だとしながらも、ロシアとしては合意文書に記されている重油5万トン相当のエネルギー支援については参加する考えがないことを明らかにしました。
ロシュコフ外務次官は、6か国協議で合意文書が採択されたことについて、「朝鮮半島の非核化に向け、第一歩となる大きな成果だ」と述べ、高く評価しました。そのうえでロシュコフ次官は、合意文書で北朝鮮が60日以内にニョンビョンの核関連施設を停止・封印することなどの見返りとして、重油5万トン相当のエネルギー支援を行うとしていることについて、「ロシアは参加しないだろう。なぜなら韓国がすでに準備しているからだ」と述べました。ロシュコフ次官は、初期段階の支援については、積極的な姿勢を見せている韓国に任せ、ロシアとしては現在、北朝鮮との間で話し合いが続いているおよそ1兆円の債権の放棄などを通して、経済支援を強化する方針を示したものです。ロシアは独自の支援を行うことで北朝鮮の核問題で発言力を強めようとしています。
NHKニュース