拉致謝罪なしに抗議の断食
来日中の北朝鮮のキム・ケグァン外務次官が拉致問題の謝罪を表明していないとして、拉致被害者の家族の一部は抗議の断食を続けています。断食をしているのは家族会事務局長の増元照明さんで、9日の朝から水以外の食べ物をいっさいとっていないということです。NHKニュース
断食に入った理由について、増元さんは「北朝鮮が拉致を認めて初めて来日した政府高官にもかかわらず、国民や家族への謝罪どころか拉致についていっさい言及せず、あまりの誠意のなさに腹立たしさを覚えた。自分の体を痛めてでもこの怒りを伝えなければいけないと思った」と話しています。そのうえで「姉を含め北朝鮮に拉致された人たちは、二十数年にわたって飢餓の状態にあるかも知れず、その思いもくんで断食をしています。国民の皆さんも、もう一度被害者のことを思い起こしてほしい」と訴えています。増元さんは、キム外務次官が帰国する今週後半まで断食を続けることにしています。