飯塚さん、川口で訴え | trycomp2のブログ

飯塚さん、川口で訴え

拉致解決 今が正念場
拉致被害者家族会副代表
飯塚さん、川口で訴え
「もう長く待てない」
 

 北朝鮮問題を考えようと、「拉致問題を考える川口のつどい」が二十三日、川口市内で開かれ、北朝鮮に一九七八年に拉致された川口市出身の田口八重子さん=当時(22)=の兄で、拉致被害者家族会副代表の飯塚繁雄さん(68)が講演した。飯塚さんらは日米の制裁と北朝鮮のミサイル発射によって、「拉致問題は正念場を迎えている」と指摘。早期解決への協力を呼び掛けた。

 集会は、川口市内に八人いる特定失踪(しっそう)者を知ってもらい、拉致問題の早期解決を訴えようと「拉致問題を考える川口の会」と「北朝鮮に拉致された日本人を救出する埼玉の会」が開催したもの。

 約二百人の聴衆が集まった会場で飯塚さんは北朝鮮のミサイル発射など昨今の動きを踏まえて「ようやく問題を具体的にどう解決するかというところまでやってきた。ここで一気に解決しないとこれから何十年かかるということになりかねない。(拉致被害者家族会代表の)横田さんも疲れ、私も非常に疲れて、もう長くは待てない、という状況。ぜひここでこの正念場を解決していきましょう」と訴えた。

 救う会全国協議会常任副会長の西岡力東京基督教大学教授は「正念場を迎えた拉致問題」をテーマに講演。西岡教授は北朝鮮のミサイル発射を「偽ドル札製作による米国の金融制裁を、ミサイル問題と絡めて緩和してもらうのが狙いだった」と指摘。「日本も昨年秋から法律の厳格な適用で締め付けを厳しくしており、北朝鮮は困っている。拉致問題は本当に正念場を迎えている」と話した。

 講演の前には、田口さんのほかに川口市内で拉致されたとされる特定失踪者の家族が紹介され、それぞれ協力を訴えた。

 会場には上田清司知事と岡村幸四郎市長も駆け付けた。
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