“北”テロ支援国家指定「条件満たさなければ解除しない」米大統領次席補佐官
【ワシントン=有元隆志】北朝鮮による拉致被害者の家族会と拉致議連、救う会の合同訪米団は14日、ジェフリー大統領次席補佐官(国家安全保障担当)と面会し、北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除をしないよう申し入れた。面会後、平沼赳夫拉致議連会長らが記者団に語ったところによると、ジェフリー次席補佐官は「拉致問題についてブッシュ大統領も非常に重く考えている。慎重にやっていきたい」と述べた。
さらに、次席補佐官は「条件が満たさなければ解除しない。拉致はわれわれの問題でもある」とも述べたが、具体的な解除条件についての言及はなかった。
家族会副代表で田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄、飯塚繁雄さん(69)は「15日で(拉致被害者の)横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから30年になる。長い間、毎年いつかいつかという思いがつのり、今日まで来た」と述べ、解決に向けた米政府の協力を要請した。
次席補佐官は「みなさんの大変な気持ちはよく分かる」と述べたという。
被害者らは「指定解除によって、われわれの信頼を裏切ることは決してないと信じる」とのブッシュ大統領宛の手紙を次席補佐官に手渡した。
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