タイ女性拉致疑惑、タイ政府が北朝鮮側とも接触へ | trycomp2のブログ
78年に北朝鮮に拉致された可能性が指摘されているタイ人女性をめぐり、兄と名乗り出た男性が7日、タイ外務省でカンタティ外相に会い、真相究明や帰国の実現に向けた支援を要請した。同外相は、バンコクの北朝鮮大使館に説明を求めるなどして、事実関係の調査を本格化させる意向を示した。
女性は「アノーチャ・パンジョイ」さん。拉致被害者曽我ひとみさんの夫ジェンキンスさんが先月、著書などで「マカオから北朝鮮に拉致されてきた」と指摘。タイ国内でも名前や写真が報道され、兄のスカムさん(59)が「消息不明の妹に間違いない」と名乗り出た。
スカムさんによると、妹は54年生まれで現在51歳。故郷のタイ北部チェンマイからバンコクに出たあと、香港やマカオで働くようになった。その後も何度か帰郷し、手紙も送られてきたが、78年春ごろの手紙を最後に消息を絶った。同年2月ごろの最後の帰郷の際には、「外国で働くのは今回で最後にする」と話していたという。
外務省は6日、チェンマイに職員を派遣し、スカムさんから聞き取りを始めていた。日本政府にも協力を求め、ジェンキンスさんからより詳しい情報を得たいという。
スカムさん兄妹の父親は今年7月に97歳で死去。チェンマイの自宅で朝日新聞の取材に応じたスカムさんは「父のためにも、一刻も早く本人に会って確かめたい」と話した。
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