北朝鮮「アルミ管輸入」認める 核開発用は否定 | trycomp2のブログ

北朝鮮「アルミ管輸入」認める 核開発用は否定

 北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官が今月ジュネーブで開かれた6者協議の米朝国交正常化作業部会で、ウラン濃縮による核開発計画に関連し、ロシアから高強度のアルミニウム管を大量に輸入した事実を認めたことがわかった。ただ、核開発目的だったことは否定したという。6者協議関係筋が明らかにした。

 高強度アルミ管はウラン濃縮に必要な遠心分離器をつくる材料。米国はこの情報を02年6月までに得て、同年10月、平壌での米朝協議でウラン濃縮計画を指摘し、関係が緊張した。北朝鮮は計画の存在を一貫して否定している。

 北朝鮮は非核化に向けた「次の段階の措置」として、すべての核施設の無能力化とともに核計画の申告を実施することになっており、米国などはウラン濃縮を除いた申告は認められないとしている。北京で開催中の6者協議で北朝鮮は同様の説明をする可能性がある。

 金次官は作業部会でヒル米国務次官補らに「過去に約150トンのアルミニウム管を輸入した事実はあるが、核開発用ではなく、他の目的のために輸入したと聞いている」と語り、管のサイズや形状を詳しく説明したという。

 米国は、北朝鮮側の説明に一定の評価をしているとみられ、6者協議関係国に「濃縮ウラン問題を年内に進める非核化の合意の中に組み込むことができると確信した」と伝えた。

 だが、関係国の中には「遠心分離器を作るのは無理だと理解できた」とする声がある一方、「米国が持つ北朝鮮による関連資材輸入情報と比べて、150トンという量は少なすぎる」という指摘も出ている。

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