北の姿勢、さらに見極め=拉致重視の方針変えず-政府
日本政府は、北朝鮮が国際原子力機関(IAEA)の実務代表団の訪朝を招請したことについて、6カ国協議で合意した初期段階措置の履行に向けた第一歩として、基本的に歓迎している。ただ、今後北朝鮮が寧辺の核施設の稼働停止・封印などに実際に踏み出すのか、不確定要素も残る。拉致問題への対応も含め、政府は北朝鮮の出方をさらに見極める方針だ。
北朝鮮の決定について、外務省幹部は16日夜、「遅まきながら北朝鮮が合意履行に動きだしたのは、歓迎すべきことだ」と評価した。これにより、3月下旬を最後に中断されたままの6カ国協議も近く再開される可能性が出てきた。
6カ国協議が開かれた場合の対応について、同省幹部は「日本は核問題と 同様に拉致問題に重点を置いており、拉致問題での前進を強く求めていく」と強調。拉致問題で進展がなければ、エネルギー支援には加わらないとの従来の方針を堅持する考えを示した。
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