シン元工作員 総書記から指示 | trycomp2のブログ

シン元工作員 総書記から指示

大阪の原敕晁さんの拉致事件の実行犯とされる北朝鮮のシン・グァンス元工作員の取り調べにあたった韓国の元捜査官が、NHKのインタビューに応じ、シン元工作員が取り調べの中で「キム・ジョンイル総書記から直接、拉致の指示を受けていた」と話していたことを初めて明らかにしました。
インタビューに応じたのは、シン・グァンス元工作員が昭和60年に韓国でスパイ容疑で逮捕された際に取り調べにあたった当時の国家安全企画部のコ・スギル元捜査官です。シン元工作員は、昭和55年6月、大阪の中国料理店の店員だった原敕晁さんを宮崎の海岸から拉致し、原さんになりすまして工作活動をしていたとみられています。これについて、コ元捜査官は「シン元工作員は、日本人に完ぺきになりすまし、東南アジアを経て北朝鮮に自由自在に入国できた。キム・ジョンイル総書記に直接会ったことがある一級の工作員だ」と述べました。そのうえで「シン元工作員の供述から、日本人の原さんを拉致した背景にはキム総書記の指示があったことがわかった」と述べたうえで、シン元工作員が取り調べのなかで「キム総書記から直接、拉致の指示を受けていた」と話していたことを初めて明らかにしました。シン元工作員をめぐっては、最近になって、地村保志さん夫妻が自分たちを拉致した実行犯だと証言したほか、曽我ひとみさんもシン元工作員自身から横田めぐみさんを拉致したのは自分だと聞いていたことが明らかになっています。日本政府は、4日から北京で始まる日朝の政府間協議で、拉致問題の解決を最優先の課題として取りあげ、生存者の帰国やシン・グァンス元工作員ら拉致事件の容疑者の引き渡しを求める方針です。
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NHKニュース