めぐみさん写真展閉幕 共感の声続々と | trycomp2のブログ

めぐみさん写真展閉幕 共感の声続々と

 立川市で6日から開かれていた「めぐみちゃんと家族のメッセージ 横田滋写真展」には、10日の閉幕までに約8300人が訪れた。会場の立川・朝日ギャラリー(曙町2丁目)には連日、長蛇の列ができ、写真を前に涙ぐむ姿も見られた。10日夕には、めぐみさんの母、早紀江さん(69)も訪れ、入り口で来場者にあいさつ。訪れた人たちは「お体を大切になさって下さい」「(体調を崩している)滋さんのお加減はいかがですか」と声をかけていた。

 早紀江さんは会場で、集まった報道陣の質問にも答えた。

 「写真展で何を訴えたいか」との問いには「他国に安全を脅かされたままで、まだ解消されない異常な事態が起きている。日本の国としてこんなことでいいのかということをお考えいただければ」。入院している夫の滋さん(73)については「良く回復しています。もうちょっと休ませていただければ」と話した。

 めぐみさんの写真を前に涙を浮かべる来場者の姿に接し、「私たちが、ひとりの親としてこんなに恐ろしいことに遭遇し、長い間苦しんできたことを、我がことのように涙を流し、許せないと怒りを持ってくださることは本当にありがたいと思います」と話した。

 期間中、会場には感想用紙が備え付けられ、約2100枚に様々な思いが書き込まれた。

 立川市の主婦今泉ゆり子さん(52)は、展示されためぐみさん自作の版画の年賀状を見て「そのまま、今のめぐみさんの気持ちとして見えてきました」と記した。

 めぐみさんの年賀状は、年末に参加した自然教室から、2人の弟にあてたものだ。

 「てつやくん たつやくん おとうさん おかあさん もうすぐかえるよ!!まっててね」

 あきる野市の田中正子さん(60)も「ご両親が、ご存命の間に絶対帰ってこなくちゃだめよ。あの版画の年賀状の言葉のように」と書いた。

 都内に帰省していて会場を訪れたという鳥取市の主婦尾崎麻理子さん(35)は、父親が滋さんと同じ職場で、広島、品川と転勤、品川では同じ寮で暮らした。めぐみさんの写真の中にあるブランコで、尾崎さん自身も揺られたことがあるという。

 「よく知る風景の中に立つめぐみさんを見て、もしかしたら私の方が事件にあったかもしれないと思うと同時に切なくて涙が流れました」と、思いを寄せた。
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