<ジェンキンスさん>手記で日本人拉致被害者目撃など明かす | trycomp2のブログ

<ジェンキンスさん>手記で日本人拉致被害者目撃など明かす

 拉致被害者の曽我ひとみさん(46)の夫ジェンキンスさん(65)が、7日に出版する手記「告白」(角川書店)の中で、横田めぐみさん(行方不明時13歳)ら北朝鮮で日本人拉致被害者を目撃した様子などを初めて明らかにした。めぐみさんが曽我さんに手紙を送ったことや、有本恵子さん(同23歳)とみられる女性を見た状況などをつづっている。 曽我さんの証言では、拉致直後の78年8月ごろから2度にわたって、めぐみさんと共同生活を送ったが、80年6月に曽我さんがジェンキンスさんと暮らすために別れた。手記では、その際、めぐみさんが、せんべつとして拉致された時に持っていた部活動の着替えを入れるバッグを曽我さんに贈ったと記している。 バッグは「外国人専用の店へ行く時の買い物袋」として大事に使い、04年7月にインドネシアで曽我さんとの再会を果たす時に「拉致の証拠品」として持ち出そうとしたという。 また、83、84年ごろ、曽我さんが百貨店で顔見知りの店員から預かった手紙は、ハングル文字の配列表とともに、「朝鮮語の勉強は進んでいますか」などと書かれていたことから、めぐみさんが書いたものだと分かったとしている。手紙は、平壌の中心部で元気に暮らしている様子などがつづられていたという。 手記は、別の百貨店で、ジェンキンスさんが曽我さんと一緒に買い物をしていた時に、指導員といためぐみさんと会った時の様子に触れ、めぐみさんが朝鮮語で「奥さんと大の仲良し」と自己紹介したとも記している。 86年には、欧州で拉致された石岡亨さん(同22歳)と有本さんとみられる夫婦を百貨店で目撃。有本さんらしき女性について、ジェンキンスさんと一緒にいた脱走米兵の妻は、「産院に入っていた時にいた日本人女性で、女性は『自分も夫も欧州で英語の勉強中に拉致された』などと話していた」という。 このほか、独身時代の71年に船の故障で北朝鮮に漂着した2人組の男性と一晩過ごしたことなど、複数の日本人らしき人物について記している。【西脇真一】(毎日新聞) - 10月5日22時36分更新
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