北朝鮮拉致:金総書記側近2人が関 | trycomp2のブログ

北朝鮮拉致:金総書記側近2人が関

 北朝鮮による地村保志さん(52)夫妻と蓮池薫さん(50)夫妻の拉致事件で、北朝鮮の工作機関「対外情報調査部」の幹部2人が実行役に拉致の指示をしていたことが、警察当局の調べで分かった。2人は、金正日(キムジョンイル)総書記と面会が許される立場にあったという。警察当局は、国外移送目的略取容疑での立件を視野に捜査を進める。

 調べでは、幹部は対外情報調査部の李完基(イワンギ)元部長と姜海竜(カンヘリョン)元副部長。警察当局はこれまで日本人拉致事件で8件11人の容疑者を割り出しているが、2人は最高位の幹部だ。

 地村、蓮池両夫妻の証言のほか、今年2月に、78年に北朝鮮に拉致された韓国の女優、崔銀姫(チェウニ)さんから事情を聴き、2人が拉致を指示したとの証言を得た。

 警察は、地村さん夫妻拉致の実行役として元工作員の辛光洙(シングァンス)容疑者を国外移送目的略取容疑で国際手配。蓮池さん事件では通称、チェ・スンチョル容疑者ら3人を国際手配している。

 崔銀姫さんの著書によると、崔さんは拉致された際、金正日書記(当時)や李元部長、姜元副部長からの出迎えを受けた。姜元副部長らと平壌や金剛山などにも見物に出かけている。

 また、大韓航空機爆破事件(87年)の実行犯、金賢姫(キムヒョンヒ)元死刑囚の著書によると、姜元副部長は工作員選抜にもかかわったとされる。
北朝鮮拉致:金総書記側近2人が関与か - 毎日jp(毎日新聞)