北朝鮮から救い出したい 拉致被害者の写真展 | trycomp2のブログ
きょうから福島市で、北朝鮮による拉致被害者を助け出そうという「写真展」が始まりました。
突然、連れ去られた大切な家族を救い出したい、そうした強い願いが込められた写真展です。
会場には横田めぐみさんや増元るみ子さんなど、拉致被害者の写真およそ50点が並べられました。
写真には、幸せだった日本での暮らしぶりがそのまま映し出されています。
当時5歳だった増元るみ子さんの写真の隣にいるのは、3歳の弟・現在拉致被害者家族会で事務局長を務める増元照明さんです。
*増元照明さんの講演
「北朝鮮で元気でいればいいねという、家族団らんのときも話すんですけど、姉のことをいうとお袋は泣くんですね。どうしても、ちょっと言っただけですぐに泣いてしまうんです」
写真展にあわせて開かれたきょうの講演会で、増元さんは、拉致被害の実態を語り掛けました。
28年前、当時交際していた市川修一さんとともに、夕暮れの浜辺から突然姿を消した姉のるみ子さん。
*増元さん
「砂浜を、棒をつつきながら、なぜかというと、何か事件に巻き込まれて浜に埋められてるんではないか、そういう最悪のことまで考えながら探していったんです。結局何もみつからず、痕跡もなにもわからなかった」
北朝鮮の発表によれば、るみ子さんは1981年に死亡したとされています。
しかし、増元さんは姉の生存を信じ、「多くの人に拉致被害の実態を知ってもらうことでなんとしても姉やほかの拉致被害者を助け出したい」と訴えました。
「金正日がなにを気にしているかというと『日本の世論』です。日本の国民が拉致を忘れることを願っている。日本の世論を一番気にしているんです」
会場を訪れた人たちにも、増元さんの話はしっかりと届いたようです。
*講演を聴いた人インタビュー
「きょうきてよかった。拉致という問題がこれほど深いものだと思ってなかった」
「いままで見たり聞いたりしてましたけども、直接聞いて、本当に一緒になって考えていかなければならないと思う」
ひとりでも多くの人が、拉致被害の実態を知ることが解決への可能性を広げていくはずです。
この写真展は福島市のふくしんギャラリーで、今月28日まで開かれています。
2006.08.23 18:46
福島中央テレビ(最新ニュース)
