北朝鮮へ大型風船9個飛ばす 「拉致」ビラ1万枚入り
北朝鮮による拉致被害者を調べている「特定失踪(しっそう)者問題調査会」(荒木和博代表)は10日、韓国の市民団体と協力し、南北の軍事境界線に近い江原道鉄原で、同会のビラ1万枚を9個の大型風船に入れて北朝鮮側へ飛ばした。
ビラはビニール製の十数センチ四方。片面には北朝鮮に拉致された人々へのメッセージを印刷、同会が北朝鮮に向けて毎日1時間、短波ラジオ放送「しおかぜ」を行っていることを伝え、聴取を呼びかけている。
裏面には、北朝鮮の人々や幹部への訴えが印刷され、拉致被害者に関する情報の提供に対して1000ドル(約11万9000円)、情報の価値によっては1万ドル以上を支払うとし、同会の連絡先を記している。
荒木代表は「北朝鮮脱出者(脱北者)の中には北朝鮮でビラを見たという人もおり、北朝鮮から韓国側に抗議もきている。今後もしおかぜとビラで訴えを続けたい」と語った。
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