拉致被害者の心を歌で支援 アミーカさんが浜松でライブ | trycomp2のブログ

拉致被害者の心を歌で支援 アミーカさんが浜松でライブ

 北朝鮮による拉致被害者救済を訴えて日米で活動している磐田市出身のシンガー・ソングライター、アミーカ(本名・中田あゆ美)さんのコンサートが十三日夜、浜松市曳馬二丁目のレストランで開かれた。浜松市出身の特定失踪(しっそう)者の河嶋功一さん=失踪当時(24)=の家族らも招かれ、拉致問題の解決を願う歌声に聞き入った。 (角雄記)

 アミーカさんは現在ニューヨークに住み、拉致被害者への支援を訴えるコンサートや、国連本部で家族会の通訳ボランティアなどの活動をしている。以前、拉致被害のニュースに接して「自分にできるのは歌を歌って支援すること」と決心したといい、拉致被害者に思いをはせた「春待ちわびて」「月の明かり」などの自作曲を歌い続けている。

 一時帰国した今回のコンサートは、アミーカさんの知人が企画。河嶋さんの母愛子さん(73)=浜松市西山町=と妹の河嶋智津子さん(47)=同市舞阪町浜田=、「河嶋功一君を探す会」のメンバーらも招かれ、会場は満員に。アミーカさんはピアノの鍵盤に指を軽やかに弾ませながら「春待ちわびて」など十数曲を、のびやかな歌声で披露した。曲の合間には、二十五年前に失踪した河嶋さんにあてた智津子さんの手紙を切々と朗読。「拉致被害者の救済には一般の人の協力、理解が必要です」と会場に訴えた。

 愛子さんは「たくさんの人の協力があるのに、活動に進展がみられず寂しい。音楽が物事が動くきっかけになればうれしいです」と、期待をかけていた。

中日新聞ホームページへようこそ