拉致問題益田で集会 増元さんら救済訴え | trycomp2のブログ

拉致問題益田で集会 増元さんら救済訴え

 北朝鮮による拉致被害者の救済を訴える集会が27日、益田市元町の市民学習センターで開かれた。特定失踪者問題調査会の荒木和博代表や、拉致被害者家族の増元照明さん、松本孟さんが講演し、約60人の市民に「国民世論の盛り上がりが北朝鮮へのメッセージになる」と協力を求めた。

 政府認定の拉致被害者は17人だが、同調査会はさらに多くの人々が連れ去られたと指摘。その中には1973年に行方不明となった益田市の会社員益田ひろみさん(津和野町出身、当時20歳)ら山陰両県関係の15人が含まれている。

 荒木代表は過去に判明した北朝鮮工作員侵入の痕跡などを解説。「元工作員らから聞き取った情報では、山陰地方には工作船の侵入拠点が多い。我々が知らない拉致被害者は多いはず」と指摘した。

 増元さんは姉のるみ子さんを、松本さんは妹の京子さんの身を案じながら、何もできずに苦しんだ約30年を振り返った。家族会事務局長でもある増元さんは、被害者の救出を求めるブルーリボン運動を紹介し、「拉致問題を忘れない、の意思表示であるブルーリボンを多くの国民が付けてくれたら無言の圧力になる」と訴えた。

 市民学習センターでは28日まで、益田さんらの写真パネル約90枚が展示されている。午前9時半から午後4時まで。

 集会は、国際的な人権問題を考える「東アジアネットワーク島根・鳥取」が、益田さんらの情報提供を呼びかけ、拉致問題への関心を高めるために企画した。
(2007年10月28日 読売新聞)

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