日本外務省、北朝鮮通を主要ポストに配置
日本外務省の主要ポストが北朝鮮問題に精通した人物に入れ替えられる模様だ。外務省関係者は27日、朝日新聞を通じ、薮中三十二(59)外務審議官(政務担当)を事務次官に起用する方針を明らかにした。
日本では、内閣の閣僚(韓国の長官にあたる)は政治家を起用するため、実質の外交的実権は官僚出身の事務次官が握る。新任次官に取りあげられている薮中審議官は1970年代に、韓国に勤務した経験を持つ韓半島専門家で、日本の対北強硬政策にかかわってきた。当初、駐米大使候補とされていたが、福田政権がスタートして以降、対北問題が重視されることにより、事務次官に方向が修正されたという。
藪中氏と歩調を合わせる外務審議官には、佐々江賢一郎・アジア大洋州局長の昇格が有力視されている。佐々江氏もやはり、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の日本側代表を務めてきた北朝鮮専門家で、同氏の後任に内定された斉木昭隆駐米公使も長い間対北問題で中心的な役割を果たしてきた人物。
このように外務省の主要ポストに北朝鮮問題に精通した人材を配置することで、日本が北朝鮮関連懸案の解決に本格的に取り組むものと見られる。福田首相は「任期中にわたしの手で北朝鮮問題を解決したい」とし「北朝鮮の核・ミサイル・日本人拉致(らち)被害者問題を同時に解決する考え」と明言している。
これにより、これら3人は、これまでの強硬姿勢を緩め、姿勢を改めて北朝鮮に接近していくものと見られる。日本の韓国大使館関係者は「北朝鮮との交渉が順調に進む、との保障はないものの、北朝鮮に詳しい官僚が起用されたことは肯定的」と評価した。
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