<西村真悟議員>二つのバッジへの信頼失墜 | trycomp2のブログ

<西村真悟議員>二つのバッジへの信頼失墜

 「よし、分かった。あんたにやってもらうわ」――。名義貸しを持ちかけられた西村被告は、あっさりと承諾していた。検察側は冒頭陳述で、被告が政治活動拠点の東京事務所で非弁活動を承諾していたことなどを明らかにし、国会議員と弁護士の二つのバッジへの信頼を失墜させた事件を詳述した。
 西村被告は午前9時46分、グレーのスーツ姿で正面玄関から入った。胸には北朝鮮による拉致被害者救出運動のシンボルの青いリボン。駆けつけた支援者が「頑張って下さい」と声をかけると、軽く手を振って応えた。
 午前10時過ぎ、地裁の大法廷に入った西村被告は、裁判長に促されて証言台へ。職業を問われると、「衆議院議員でございます」とはっきりとした口調で答えた。裁判長が「起訴状には弁護士とあるが」と尋ねると「はい、弁護士でございます」と胸を張って答えた。
 検察側は冒頭陳述で「議員歳費のほかにめぼしい資産もなく、政治活動資金に窮し、収入を得る方策を模索していた」と事件に至る経緯を指摘。西村被告とともに起訴された鈴木浩治被告(52)から「私であれば普通よりもたくさん賠償金が得られる。弁護士報酬もたくさん取れる。毎年500万円くらいは先生にお渡しできます」と非弁活動を持ちかけられると、「よし、分かった。あんたに任せてやってもらうわ」とその場で承諾したことを明らかにした。その間、西村被告はメモを取りながら背筋を伸ばし、じっと聞き入った。
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 昨年11月28日に逮捕された西村被告は翌日、民主党を除籍された。1月18日の会見で「拉致被害者を救出するという国民の願いを体現したものである以上、議席を維持しなくてはならない」と辞職しない考えを表明した。現在は、開会中の国会に出席するなど「淡々と日程をこなしている」(地元事務所)。週末は自宅で過ごすことが多いという。【一色昭宏、中本泰代、牧野宏美】
(毎日新聞) - 3月9日12時48分更新
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