外相 拉致進展なしに支援ない
麻生外務大臣は福岡市で講演し、来週開かれる日本と北朝鮮の国交正常化などを話し合う作業部会について、拉致問題の進展がないかぎり、北朝鮮への経済支援を行ったり日本独自の制裁措置を解除することはないという考えをあらためて強調しました。
この中で、麻生外務大臣は、来週7日からベトナムのハノイで開かれる、日本と北朝鮮の国交正常化などを話し合う6か国協議の作業部会の初会合について、「拉致問題の進展には、かなりの手間ひまが必要だ。北朝鮮がどのような態度で出てくるのか、あさってから始まるアメリカと北朝鮮との交渉も見極めながら、粘り強く交渉を進めていかなければならない」と述べました。そのうえで、麻生外務大臣は「日本がマン・ギョンボン号の往来を止めたことや、アメリカの金融制裁が、北朝鮮に大きな影響を与えている。しかし、拉致問題の進展がないかぎり北朝鮮に金を払うつもりはないし、マン・ギョンボン号の入港禁止を解除するつもりはない」と述べ、拉致問題の進展がないかぎり、北朝鮮への経済支援を行ったり日本独自の制裁措置を解除することはないという考えをあらためて強調しました。
NHKニュース