横田めぐみさん:米大使が拉致現場を視察「心動かされた」 | trycomp2のブログ
米国のトーマス・シーファー駐日大使が16日、新潟市を訪問し、77年11月に横田めぐみさん(当時13歳)が拉致された現場を視察した。めぐみさんの父滋さん(73)らが付き添い、当時の状況を説明した。米政府高官による拉致現場視察は初めて。
シーファー大使は昨年5月、拉致被害者の家族会メンバーらと面談した際、「日本人が拉致された現場を見たい」と現地視察に意欲を示していた。16日に新潟東港に米海軍フリゲート艦が寄港するのに合わせて視察日程を組んだといい、2月の日朝包括並行協議が具体的進展なく終わったことから、拉致問題解決に向けて日本の立場を支援する狙いもあるとみられる。
シーファー大使は16日午前10時20分ごろ、めぐみさんが当時通っていた同市立寄居中学校に到着。めぐみさんが拉致の直前に歩いたとされる同中学校校門前から消息が途絶えた新潟大付属小学校校門前までの市道約500メートルを歩いたり、車に乗って確認するなどして現場周辺を見て回った。
めぐみさんが拉致されたとみられる市道交差点で、母早紀江さん(70)が「(拉致被害者の)曽我ひとみさんの話から、この曲がり角で男に捕らえられたと分かった。住宅地の真ん中にそういう人たちがいて拉致を申し合わせていたのか、と想像した」と説明。シーファー大使は「工作員の協力者は見つかっていないのか」などと尋ねていた。
視察には家族会メンバーや支援者らも付き添った。【前谷宏、北上田剛】
◇シーファー大使「ブッシュ大統領にも話をする」
視察後、同市内のホテルで会見したシーファー大使は「以前よりもはるかに心を動かされた。このような不正義は何年かけても解決されなければならない。次にブッシュ大統領に会う時にも拉致の話をするつもりだ。大統領も『絶対許さない』と言うだろう」と話した。滋さんも「大使の視察が北朝鮮に拉致問題解決を促す大きな圧力になるはずだ」と期待を寄せた。
また、大使は非公式の席で「2カ国間の問題だけではなく6カ国協議で扱うべきだ」と話したという。
毎日新聞 2006年3月16日 11時45分 (最終更新時間 3月16日 13時36分)
横田めぐみさん:米大使が拉致現場を視察「心動かされた」-事件:MSN毎日インタラクティブ
