首相再々訪朝に否定的 田中前外務審議官 | trycomp2のブログ

首相再々訪朝に否定的 田中前外務審議官

 平成14年9月の小泉純一郎首相初訪朝の裏方を務めた田中均前外務審議官が15日、都内で講演し、首相が退陣する9月までの3度目の訪朝の実現について否定的な見方を示した。

 田中氏は「国交正常化されていない国に、唐突に行っても物事が成るものでない。綿密な準備をし、一定の成果が必ず予測されるときにしか(首相は)行かない。そういう(日朝間の準備)協議が行われているようには見えない」と述べた。

 北朝鮮による拉致、核問題については、しばらくは行き詰まり状態が続くとの見方を示した上で「(打開には)6カ国協議を動かすことが必要だ。そのためには米朝間で本当に深刻な話し合いが行われるようにすべきだ」と強調した。

 同時に「日本は米国との関係の強さを利用して、主体的役割を果たすべきだ。次期首相も含め、大きな戦略と緻密(ちみつ)な戦術を描き、結果をつくる交渉をしなければならない」と指摘した。

(05/15 21:42)

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