随所に機材除去の跡 無能力化された寧辺核施設 | trycomp2のブログ

北朝鮮を訪れていた米ロスアラモス国立研究所のヘッカー元所長らが、6カ国協議の合意に沿って無能力化作業が行われている寧辺の核施設を視察した際に撮影した写真を17日共同通信が入手した。写真では随所で機材を除去した跡が確認された。
1990年初めから国際問題化した北朝鮮の核開発の拠点、寧辺の核施設の様子は国際原子力機関(IAEA)の査察などで公開されたことはあるが、研究者らの訪朝を通じ公開されるのは異例。特に無能力化の状況を示す施設内部の写真が公開されるのは初めて。
写真は放射化学研究所と呼ばれる再処理施設と、核燃料加工施設、核燃料棒抜き取り作業が進む実験用黒鉛減速炉(5000キロワット)に付属する冷却塔の内部の様子を撮影した計10枚。減速炉の写真は含まれていない。
再処理施設と核燃料加工施設は、既にほぼ合意通りに無能力化作業が完了、装置やタンクなどが置かれていた穴の跡があちこちで確認された。冷却塔の内部も機材が除去され、空洞状態だった。施設の鉄骨にはかなりさびが目立ち、核施設そのものが老朽化していたこともうかがわせた。
元所長らは12日から16日まで訪朝していた。(共同)
核施設の無能力化
北朝鮮・寧辺の核施設の稼働停止・封印などの「初期段階措置」に続く第2段階として、核施設を使えない状態にする措置。「すべての核計画申告」と並ぶ柱として昨年2月の6カ国協議合意に盛り込まれた。ヒル米国務次官補は「1年間は稼働できなくすることが目的」としている。同11月1日に米国主導のチームが訪朝。実験用黒鉛減速炉、核燃料加工施設、放射化学研究所(再処理施設)の3施設で作業に着手し、既に減速炉を除く2施設で作業が完了している。
/n
随所に機材除去の跡 無能力化された寧辺核施設 - MSN産経ニュース
