ヒル米次官補、北朝鮮核施設の年内無能力化を期待
ソウル──北朝鮮核問題をめぐる6者協議の米首席代表、ヒル国務次官補は15日当地で、北朝鮮の各施設が年末までに無能力化される可能性があると述べ、北朝鮮が数カ月内に核計画を完全申告するとの見通しを示した。
北朝鮮は14日、6者協議の「初期段階措置」の見返りである重油の一部が韓国から到着したことを受け、寧辺にある核施設の原子炉の稼動を停止した。北朝鮮は次の段階として核施設無力化などを挙げているが、経済制裁やテロ支援国家指定の解除を米国に求めている。ヒル次官補は、北朝鮮も米国もそれぞれ要求 事項があるため、今後の対応について協議する必要があるとコメントした。
ヒル次官補はこれに先立ち日本で、国際原子力機関(IAEA)による核施設停止検証には少なくとも1日を要するとの見方を示した。核施設には原子炉を含め、査察が必要な箇所が5箇所あるためという。ただ、同次官補は、核施設の停止作業が既に始まっており、数日後にはIAEAによる封印が可能になるとの認識を表明した。
ヒル次官補は17日、北京での首席代表会合に先立ち、北朝鮮代表と会談する予定。同次官補はまた、6者協議の下に設けられた作業部会の来月再開を望んでいる。
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