日朝対話、協議継続を確認 | trycomp2のブログ

日朝対話、協議継続を確認

 【北京=天野豊文】日本と北朝鮮の政府間対話は8日午前、北京市内のホテルで全体会合を開き、5日間の全日程を終えた。国交正常化、日本人拉致、核・ミサイルの3つのテーマを個別に話し合う並行協議方式による対話継続を確認したものの、具体的な進展はなかった。

 日本は全体会合で、改めて「拉致、核・ミサイル問題の解決なくして国交正常化なし」との基本方針を伝え、今後も拉致問題などの解決へ具体的措置を強く要求していく考えを表明した。

 北朝鮮代表の宋日昊(ソン・イルホ)大使は全体会合後、記者団に「双方の距離があまりにも大きい。意見の食い違いを狭めるためこのような協議が今後も必要との見解を共有した」と述べた。

 約3年3カ月ぶりに再開した6日の国交正常化交渉で日本は、日朝平壌宣言に基づいて「過去の清算」を経済協力で一括して解決する案を提案したが、北朝鮮が難色を示した。日本が最優先した拉致問題は2回に分けて計10時間以上議論したが平行線に終わった。 (11:05)
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