年明けにも正常化着手 米、北朝鮮と協議開始へ
【ワシントン20日共同】北朝鮮が6カ国協議の合意に基づき、寧辺の3核施設の無能力化や核計画申告などを年内に履行した場合、米国は北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除などに続き、早ければ来年1月にも米朝関係正常化に向けた作業に着手、人権問題を含めた2国間協議を開始する意向であることが20日分かった。米政府から説明を受けた複数の米朝関係筋が明らかにした。日本人拉致問題も取り上げられるとみられるが、位置付けは不明だ。
核施設無能力化の作業は3週間以内に着手される見通しで、6カ国合意による非核 化に向けた「第2段階」は既に動きだしている。米国は米朝関係正常化について「北朝鮮の完全非核化」を前提とする立場を堅持しているが、非核化実現に先立って正常化へのプロセスを始めることになる。
任期切れまで1年余りとなり、米朝関係進展を急ぐブッシュ米政権の姿勢を端的に示しているが、北朝鮮が最終段階で核廃棄にどう応じるかは不透明で、非核化実現と米朝関係正常化のプロセスにはなお曲折が予想される。
中日新聞:年明けにも正常化着手 米、北朝鮮と協議開始へ:国際(CHUNICHI Web)