米の準備チーム 北朝鮮に到着
北朝鮮の核施設を使えなくする無能力化の準備にあたるため、アメリカの専門家グループが、11日午後、経由地の北京を出発し、北朝鮮に到着しました。
北朝鮮に到着したのは、アメリカ国務省やエネルギー省などの原子力や北朝鮮政策の担当者、あわせて8人です。一行は、さきの6か国協議で、ニョンビョンにある実験用原子炉など3つの核施設を年内に無能力化することで合意したのを受け、現地で北朝鮮側と協議することにしています。グループを率いるアメリカ国務省のソン・キム朝鮮部長は、北京の空港で記者団に対し、「無能力化の手順を北朝鮮側と最終調整するため、1週間程度滞在するだろう」と述べて、核施設の部品をどこまで取り除くかといった詳細を決めたいとの意向を示しました。また、アメリカ政府筋によりますと、アメリカは、このグループに続き、12人で構成する第2陣の準備グループを今週末にも北朝鮮に派遣する方向で調整を進めており、現地の安全や医療の状況を確認するなどして、実際に無能力化に着手するグループの受け入れ態勢を整えるということです。アメリカとしては、準備グループを相次いで北朝鮮に派遣して、一刻も早く核施設から部品を取り除く無能力化に着手し、年内までにその作業を終わらせたい意向で、北朝鮮側がどこまで協力するかが注目されています。
NHKニュース